EC2 · EBS · ENI
2026-09-06 更新
AWS BASIC · 02

EC2 · EBS · ENI

サーバー1台は何でできていて、どうつながるのか
Icon-Resource/Compute/Res_Amazon-EC2_AMI_48 Icon-Resource/Storage/Res_Amazon-Elastic-Block-Store_Volume_48 Icon-Resource/Networking-and-Content-Delivery/Res_Amazon-VPC_Elastic-Network-Interface_48
サーバー1台とはEC2 で借りて、AMI で複製する。
何が残り、何が消えるか停止/終了、EBS/スナップショット
どうつながるかENI 1枚に IP も SG も付く。
01

EC2 — AWS が貸し出すサーバー

Elastic Compute Cloud

  • AWS からサーバーを借りて使うこと
  • 必要なときに起動し、不要なら止める仮想サーバー。
  • 増減が簡単なので Elastic。C が2つで EC2
02

AMI — サーバーのテンプレート

Amazon Machine Image

  • どの OS、どの設定で起動するかを決めるテンプレート。
  • 設定を終えたサーバーを、再び AMI にできる。
  • そうすれば同じサーバーを何台でも作れる。

起動時に選ぶ7項目コンソールのウィザード順

OS
Linux · Windows · macOS — AMI が決める
CPU
vCPU の数。タイプ名のファミリーとサイズで決まる
メモリ
RAM。同じサイズでもファミリーごとに違う
ストレージ
ネットワーク接続の EBS · EFS か、物理サーバー直結のインスタンスストアか
ネットワーク
NIC の帯域幅と、パブリック IP を割り当てるかどうか
ファイアウォール
セキュリティグループ — どこから、どのポートで入れるか
初回起動スクリプト
ユーザーデータ — 最初の起動時に1回だけ実行されるスクリプト
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EC2 · EBS · ENIインスタンスタイプの読み方
03

タイプ名の読み方

短い名前ひとつがスペック表

t3.micro
t用途 — T·M 汎用、C 計算、R メモリ
3世代 — 数字が大きいほど新しく、たいてい安くて速い
microサイズ — 1段階ごとにメモリ2倍
用途から選び、世代とサイズを決める。

インスタンスファミリー試験ポイント

ファミリー用途選ぶとき例
T汎用 · バースト可能普段は暇な Web / 開発サーバーt3.micro
M汎用CPU とメモリのバランスが取れた基本形m7g.large
Cコンピューティング最適化計算の重いバッチ · ゲームサーバーc7i.xlarge
R / Xメモリ最適化キャッシュ · インメモリ DBr7g.large
I / Dストレージ最適化高 IOPS · 大容量ローカルディスクi4i.large
G / P高速コンピューティングGPU 学習 · 推論 · レンダリングg5.xlarge

インスタンスサイズ

nano → micro → small
最小の3つ。開発・テスト用
medium → large
本番サービスの出発点
xlarge → 2xlarge → 4xlarge…
メモリ2倍、vCPU も増える
a · g · i · n サフィックス
AMD · Graviton · Intel · ネットワーク強化
.metal — ベアメタル
仮想化層なしで物理サーバーを丸ごと。物理サーバー必須のライセンス用
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EC2 · EBS · ENI状態と配置 — 料金の分かれ目
04

3つの状態 — 料金の分かれ目

起動している間だけインスタンス料金がかかる。

running稼働中。課金されている
stopped停止中。インスタンス課金なし
terminated完全に削除。元に戻せない

状態遷移試験ポイント

pending起動処理中running課金中stopping停止処理中stoppedインスタンス料 0terminated復旧不可

reboot では状態は変わらない。再起動なので、パブリック IP もインスタンスストアもそのまま。休止はメモリの内容をルートボリュームに保存して停止し、そのまま復元する。

プレイスメントグループ — 物理的な配置

クラスター
1つのラックに集める。レイテンシーが最も低く、ラックが落ちれば一緒に落ちる
分散
異なるハードウェアに分散させる。AZ あたりのインスタンス数に上限がある
パーティション
ラック群の単位で分ける。HDFS·Cassandra などの分散ストア向け
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EC2 · EBS · ENI料金 — 何を約束し、何に支払うか

料金モデル

On-Demand使った分だけ秒単位で。デフォルトで、最も高い選択。
Savings Plans1〜3年、1時間あたりの金額($/h)を約束して割引。
Reserved1〜3年、特定のタイプを使うと予約する。約束するのは金額ではなくインスタンス。
Spot余剰キャパシティを最大90%安く。2分前の通知で回収される。
Dedicated Host物理サーバーを丸ごと。ライセンスがコアに縛られるとき。
Capacity Reservation容量だけを先に確保する。安くはならず、枠を押さえるだけ。

どれを選ぶか

24時間動くサーバー
Savings Plans — 1時間あたりの金額を約束して割引
中断されてもよい処理
Spot — 最大90%安く、2分前の通知で回収される
少しだけ試す
On-Demand — 契約なし。最も高く、最も自由
コア単位のライセンス
Dedicated Host — 物理サーバーを丸ごと借りる

料金項目停止で止まるのは1行目だけ

—いつかかるか止めるには
インスタンス時間running のときだけ停止すれば止まる
EBS ボリューム存在する間ずっと(GB-月)ボリュームを削除で止まる。停止では止まらない
スナップショット保管する間ずっと(GB-月)削除する
パブリック IPv4割り当て中ずっと(時間単位)未使用の EIP は解放。停止中もかかる
データ転送外に出るとき(GB)受信と、同一 AZ 内のプライベート IP 通信は無料
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EC2 · EBS · ENI何が消え、何が残るか
05

Instance Store

停止すると消えるもの

  • EC2 のインスタンスストアは停止でデータが消える。
  • 物理サーバーに直結した一時ディスクなので速い
  • 再起動では残るが、停止・終了では消える。
06

EBS — ネットワークで接続

Elastic Block Store

  • インスタンスが消えても残る。
  • EBS はデタッチして別のインスタンスにアタッチできる。
  • 寿命が別なので料金も別(インスタンス停止中も課金)

停止(stopped)vs 終了(terminated)試験ポイント

—停止終了
インスタンス料金止まる止まる
EBS ボリュームそのまま課金ルートボリュームは削除
中のデータそのまま消える
パブリック IP変わる(EIP は例外)解放される
元に戻す再び起動できる不可

3種類のディスク、混同しやすい点

  • EBSネットワーク接続のディスク。インスタンス削除後も残り、外して別のインスタンスに付け替えられる。
  • インスタンスストア物理サーバーに直結した一時ディスク。速いが、停止・終了で消える。再起動では残る。
  • スナップショットEBS を S3 に増分バックアップしたもの。別の AZ・リージョンへの移動や AMI 作成の出発点。
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EC2 · EBS · ENIアベイラビリティーゾーン · スナップショット · 暗号化
07

ボリュームは1つの AZ に属する

別の AZ のインスタンスにはアタッチできない。

  • ボリュームとインスタンスが同じ AZ になければ接続できない。
  • だから AZ を変えるのはコピーであって、移動ではない。
  • リージョン単位なら、EFS など別のサービスを使う。
08

スナップショットで AZ・リージョンを越える

スナップショットで別の AZ・リージョンに新ボリューム。

  • S3 に増分で保存される。全体を保存するのは最初の1回だけ
  • 元より大きいボリュームもスナップショットから作れる。
  • AMI を作る出発点も、結局このスナップショット。

Icon-Resource/Storage/Res_Amazon-Elastic-Block-Store_Snapshot_48 スナップショットの役割試験ポイント

  • 増分バックアップS3 に保存され、全体を保存するのは最初の1回だけ。
  • AZ・リージョン移動コピーして、別の AZ・リージョンでボリュームを作る。(ボリュームが AZ を越える唯一の方法)
  • AMI の出発点インスタンスを AMI にするのは、結局ルートボリュームのスナップショットを取ること。
  • 自動化と保管DLM でスケジュールを組み、自動で取得・削除する。古いものはアーカイブ層に移す。

Icon-Architecture/16/Arch_AWS-Key-Management-Service_16 暗号化 — 作成時に決めること

  • KMS キーで作成時に有効化。データもスナップショットも、そこから作るボリュームも暗号化。
  • 後からは有効にできない既存のボリュームはスナップショット → 暗号化コピー → 新ボリュームの順で。
  • 性能はそのまま体感できる損はないので、デフォルトで有効にしておくほうがよい。
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EC2 · EBS · ENIボリューム — 選び方と変え方

ボリュームのルール — どこに付き、いつ消えるか試験ポイント

AZ
ボリュームは1つの AZ に属し、同じ AZ のインスタンスにだけ付く
接続
1つのボリュームは1台にだけ付く(io1·io2 の Multi-Attach は例外)
寿命
インスタンスとは別に存在 — 外して別のインスタンスに付けられる
ルートボリューム
終了時に削除がデフォルトでオン。データボリュームはオフ
停止中
ボリュームは残り、課金も続く

Icon-Resource/Storage/Res_Amazon-Elastic-Block-Store_Volume-gp3_48 EBS ボリュームタイプ — どれを選ぶかルートは SSD 系のみ

タイプ内容選ぶとき
gp3汎用 SSD(デフォルト)ベースライン 3,000 IOPS · 125 MB/s。容量と性能が別
gp2汎用 SSD(旧型)1 GiB あたり 3 IOPS — サイズが性能を決める
io2プロビジョンド IOPS SSDIOPS を買って使う。レイテンシーに敏感な DB
st1スループット最適化 HDD大きなファイルをシーケンシャルに。ログ · ビッグデータ
sc1Cold HDD最も安い。たまにしか読まないデータ

作成後に変えられるもの増やす方向だけ

  • サイズ — 増やすだけ稼働中のまま拡張でき、縮小はできない。縮めるには新しいボリュームを作って移し替える。
  • タイプ — 変更できるgp2 → gp3 のように、ボリュームを使ったまま変える。変更後、性能が安定するまで時間がかかる。
  • 上限容量は 1 GiB〜16 TiB、gp3 は最大 16,000 IOPS · 1,000 MB/s。その先は EC2 側の EBS 帯域幅が上限。
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EC2 · EBS · ENIENI — カードとアドレス
09

ENI — EC2 が通信に使う仮想 NIC

Elastic Network Interface

  • ENI も1つのアベイラビリティーゾーンに属する — ボリュームと同じ。
  • インスタンスごとにプライマリ ENI が1つ。タイプ次第で追加可。
  • 外して別のインスタンスへ付け替え可能 — アドレスを丸ごと渡す形。
  • IP・MAC・セキュリティグループはインスタンスでなくカードに付く。
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パブリック IP はどこに付くか

インスタンスではなく、ENI のプライベート IP に付く。

  • 起動時に AWS のプールからランダムに割り当て — 選べない。
  • プライベート IP は存続中ずっと固定
  • 2024-02 から、パブリック IPv4 は常に時間単位で課金される。
  • インスタンスを停止して起動すると、パブリック IP は変わる。
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EIP — アドレスを固定する

Elastic IP

  • アカウントに割り当てて ENI に付ける固定のパブリック IP。
  • 付けていてもいなくても時間単位で課金。使わないなら解放しよう。
  • リージョンに属する。アカウントあたりデフォルト5個
  • アドレスを固定するもう1つの方法はドメイン(Route 53)。

Icon-Resource/Networking-and-Content-Delivery/Res_Amazon-VPC_Elastic-Network-Interface_48 ENI のルール試験ポイント

AZ
ENI も1つの AZ に属する
プライマリ ENI
インスタンスごとに1つ(eth0)。削除できず、インスタンスと一緒に消える
追加の ENI
インスタンスタイプが許す数まで追加できる。
プライベート IP
ENI ごとにデフォルト1個。タイプに応じてセカンダリ IP を追加できる
セキュリティグループ
インスタンスではなく ENI に付くステートフルな許可ルール
MAC アドレス
カードについて回る(MAC に紐づくライセンスなら ENI ごと移す)
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EC2 · EBS · ENIENI — サブネットの中の NIC
eth0 は Subnet A、eth1 は Subnet B の範囲から IP を受け取り、セキュリティグループもカードごと。AWS 文書「Multiple network interfaces」

図が示す4つのこと試験ポイント

  • ENI はサブネットに属するプライベート IP はそのサブネットの範囲から受け取る。
  • セキュリティグループはカードごとインスタンスではなく ENI に付く — 図の eth0 は 80·443 を、eth1 は 22 だけを開ける。
  • EIP はプライベート IP の上に乗るカードのプライベート IP 1つにパブリック IP 1つ。カードを付け替えるとアドレスも丸ごとついていく。
  • 1台のインスタンスが2つのサブネットに同じ AZ ならカードを別々のサブネットに置ける。パブリック+管理用プライベートのサブネット構成
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EC2 · EBS · ENIアドレス · 接続 · チェックリスト

3種類のアドレス試験ポイント

—取得方法停止→起動後料金
プライベート IPサブネットから自動そのまま無料
パブリック IP起動時にプールからランダム変わる$0.005/時
Elastic IPアカウントに割り当てて付けるそのまま$0.005/時(未アタッチでも)

接続と権限 — 事故が起きるところ

  • キーペアプライベートキー(.pem)は作成時に1回だけ受け取れる。失くしても再発行はない。
  • セキュリティグループ許可ルールだけ — どこから、どのポートで入れるか。22·3389 を 0.0.0.0/0 に開けないこと。
  • IAM ロールインスタンスプロファイルで付ける。アクセスキーをサーバーに置かないこと。

実践チェックリスト — インスタンス起動前の確認

  • キーペアを保存したか — 再ダウンロード不可
  • セキュリティグループが 22/3389 を 0.0.0.0/0 に開けていないか
  • ルートの終了時に削除設定を確認したか
  • ユーザーデータは初回起動時のみと知っているか
  • 終了保護をオンにしたか
  • IAM ロールを付けたか — アクセスキーは入れない
  • タグ(Name, Env, Owner)を付けたか — ないと請求書で見つけられない
  • ボリュームを暗号化したか — 作成時のみ可能
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EC2 · EBS · ENI範囲 · 止めるべきか · 復旧

Icon-Architecture-Group/32/Region_32 範囲 — 何がリージョンに属し、何が AZ に属するか試験ポイント

対象範囲知っておくこと
AMIリージョン作成リージョンでのみ見える — 他リージョンで使うならコピー
スナップショットリージョンリージョン間コピー可。ボリュームがリージョンを出る唯一の道
EBS ボリュームAZ同じ AZ のインスタンスにだけ付く
インスタンスAZ起動時に選んだ AZ にある — 移すには AMI から起動し直す
EIPリージョンリージョン内なら AZ 間で移せる。既定は1リージョン5個/アカウント

止めるべきか — 稼働中にできること、停止が必要なことスナップショットは止めなくてよい

やりたいことインスタンス知っておくこと
スナップショット取得稼働中書き込み済みの分だけ — 心配なら止めて取る
ボリューム容量・タイプ変更稼働中拡張後、OS でファイルシステムを広げて反映
データボリュームの付け外し稼働中外す前にアンマウントする
ルートボリュームを外す停止実行中は外せない
インスタンスタイプの変更停止停止中に変える — パブリック IP も変わる
ユーザーデータの編集停止停止中のみ変更可。実行は既定で初回の1回
AMI 作成稼働中既定は再起動して作成 — 省くと整合性は自己責任

復旧 — 何を失ったとき、何で戻すか失った大きさが方法を決める

ファイル1つ
ボリュームはそのまま、スナップショットから新ボリュームを作り、付けて取り出す
ボリューム全体
スナップショットから復元。同じ AZ ならそのまま、別の AZ ならまずコピー
起動しない
ルートボリュームを外し、別のインスタンスにデータディスクとして付けて直す
サーバー全体
AMI を作っておいたなら、そこから新しく起動する
終了してしまった
ルートボリュームは消える。スナップショットか AMI がなければ戻す方法はない
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EC2 · EBS · ENI問題で確認する

解いてみよう!実践問題

  1. 1開発サーバー1台を毎晩停止し、朝に起動している。ところが止めている時間の料金がゼロにならない。停止中も課金され続けるものをすべて選べ。正解2つ

    1. Aインスタンス時間の料金
    2. Bアタッチされたルート EBS ボリューム
    3. Cインスタンスストアに残っていたデータ
    4. Dインスタンスに付けておいた EIP
    5. Eインスタンスが送受信していたデータ転送
  2. 2負荷に応じて 10〜50 台に増減するインスタンス群が、複数の AZ にまたがって、同じ 50GB のフォルダを共同で読み書きする必要がある。何をアタッチするか?

    1. Aボリュームを1つ作り、すべてのインスタンスに接続する
    2. Bインスタンスごとにボリュームを作り、互いに同期する
    3. CEFS ファイルシステムを作り、すべてでマウントする
    4. Dインスタンスストアに置き、必要なときにコピーする
  3. 3ランダムな読み書きが非常に多い DB。性能が一定でなければならず、データはインスタンスより長く残る必要がある。どのディスクか?

    1. Aインスタンスストア — 物理サーバーに直結していて最も速い
    2. Bgp2 — ボリュームを大きくすれば IOPS も上がる
    3. Cst1 — スループット最適化 HDD
    4. Dio2 — プロビジョンド IOPS SSD
正解と解説
  1. 1B · D停止で止まるのはインスタンス時間の料金だけ。ボリュームはインスタンスと寿命が別なので残り、残っている間は課金され続ける。2024-02 以降、パブリック IPv4 と EIP はインスタンスを止めても料金がそのままかかる。
  2. 2Cボリュームは1つの AZ に属し、1つのボリュームは1つのインスタンスに付く。io1·io2 の Multi-Attach は例外だが、それも同じ AZ の Nitro インスタンス最大16台までなので、複数の AZ にまたがる50台には使えない。複数台が同じデータを同時に書き込むなら、必要なのはブロックデバイスではなくファイルシステムで、EFS はリージョン単位で複数のインスタンスが一緒にマウントする。インスタンスストアは物理サーバーに直結したディスクなので、そもそも共有できない。
  3. 3D条件は2つ、それぞれ選択肢を1つ消す。長く残るでインスタンスストアが脱落 — 速いが停止・終了で消える。一定で gp2 が脱落 — 1 GiB あたり 3 IOPS で性能が容量次第、小さいとバースト頼み。st1 は大きなファイルの順次処理用でランダム IO 不向き。io2 は作成時に決めた IOPS を出し続けるので、「一貫した性能」ならこれ。
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EC2 · EBS · ENI落とし穴と用語

よくある落とし穴試験の定番

  • 停止すれば料金ゼロだと思う止まるのはインスタンス料金だけ。付いている EBS も、確保したパブリック IPv4 も課金が続く。
  • 終了ボタンを停止だと思って押すルートボリュームまで消える。終了保護のオンが唯一の安全装置。
  • サイズから選ぶ用途(アルファベット)を先に決める。同じサイズでも C と R は別のサーバー。
  • パブリック IP が固定だと思い込む停止して起動すると変わる。アドレスを固定したいなら Elastic IP かドメインを使う。
  • ユーザーデータが毎回実行されると思う最初の起動時に1回だけ動く。
  • ボリュームを縮小できると思う増やす方向にしか変えられない。縮めるには新しいボリュームを作って移し替える必要がある。
  • 別の AZ のボリュームをアタッチしようとするEBS は1つの AZ に属する。AZ を越える方法は、スナップショットを取ってコピーすることだけ。
  • セキュリティグループでブロックしようとするセキュリティグループに拒否ルールはない。許可だけを書く — ブロックはネットワーク ACL の仕事。

用語 — ひとことで

AMI サーバーの雛形。OS と初期設定入り。
インスタンスタイプ 用途・世代・サイズを示す名前。
インスタンスストア 物理サーバーに直結した一時ディスク。停止・終了で消える。
EBS ネットワークで接続するディスク。インスタンスを削除しても残り、付け替えられる。
スナップショット EBS の増分バックアップ(S3)。
ユーザーデータ 初回起動時に root で1回実行。
終了保護 終了 API をブロックするスイッチ。停止はブロックしない。
専有ホスト 物理サーバーそのものを借りる。ソケット・コア単位のライセンス向け。
Graviton AWS が作った ARM CPU。タイプ名に g が付く。
IMDS インスタンスが自分の情報を問い合わせる内部専用アドレス(169.254.169.254)。
アベイラビリティーゾーン(AZ) リージョン内の独立したデータセンター群。EBS も ENI もここに属する。
ENI EC2 が通信に使う仮想 NIC。IP・MAC・セキュリティグループを持ち運ぶ。
EIP アカウントに割り当てて付ける固定のパブリック IP。付けていなくても課金。
Multi-Attach 1つの io1·io2 ボリュームを、同じ AZ の複数のインスタンスにアタッチする機能。
DLM スナップショットの定期取得・削除を管理。
ひとことで

サーバー1台は EC2(計算)· EBS(ディスク)· ENI(NIC)。3つとも1つの AZ に縛られ、その外に出るにはスナップショットを取るか、アドレスを固定する。

EC2AMIインスタンスタイプ状態EBSスナップショットENIEIP
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EC2 · EBS · ENI参考資料

公式ドキュメントAWS ドキュメント · 動画 · 記事

  • EC2 ユーザーガイド1ページ インスタンス · AMI · ライフサイクルの一次情報 docs.aws.amazon.com/ec2
  • インスタンスのライフサイクル3 · 5ページ 状態ごとに何が残り、何が消えるか docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/ec2-instance-lifecycle.html
  • AMI1ページ イメージに含まれるもの、含まれないもの docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/AMIs.html
  • インスタンスタイプ2ページ ファミリー名の読み方、世代別の表 aws.amazon.com/ec2/instance-types
  • EBS ユーザーガイド5 · 7ページ ボリュームがインスタンスの外にあることの意味のすべて docs.aws.amazon.com/ebs/latest/userguide/what-is-ebs.html
  • EBS ボリュームの種類7ページ gp3 · io2 · st1 の IOPS とスループット docs.aws.amazon.com/ebs/latest/userguide/ebs-volume-types.html
  • EBS スナップショット6 · 11ページ ボリュームをアベイラビリティーゾーンの外へ移す唯一の方法 docs.aws.amazon.com/ebs/latest/userguide/ebs-snapshots.html
  • ENI8 · 9ページ カードをデタッチして別のインスタンスにアタッチする docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/using-eni.html
  • Elastic IP アドレス8 · 10ページ アドレスを固定するということと、その料金 docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/elastic-ip-addresses-eip.html
  • EC2 の料金4ページ オンデマンド · リザーブド · スポットの現在の価格 aws.amazon.com/ec2/pricing
  • 料金計算ツール4ページ このシートの数字を自分の構成で試算する calculator.aws
  • Amazon EC2 で最初のワークロードを始める1ページ インスタンスを1台、ゼロから起動してみる韓国語セッション。AWS Korea 公式チャンネル www.youtube.com/watch?v=Mg6lLromiQM
  • One to Many: Evolving VPC Design11ページ 1台から複数台に移るとき、何が最初に壊れるか aws.amazon.com/blogs/architecture/one-to-many-evolving-vpc-design
  • セキュリティグループ9 · 10 · 13ページ 許可だけを書くファイアウォール。拒否はネットワーク ACL の仕事 — 次に扱う docs.aws.amazon.com/AWSEC2/latest/UserGuide/ec2-security-groups.html
  • EC2 Auto Scaling4ページ 1台を複数台に、需要に合わせて — 次に扱う docs.aws.amazon.com/autoscaling/ec2/userguide/what-is-amazon-ec2-auto-scaling.html
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